自分探究日記

食事、映画と読書感想、たまに旅行のことを書いていく

映画「タイタニック」

昨日の夕方と今日の昼に分けてタイタニックを観た。

いろいろわかった状態でのタイタニックは子供の頃に鑑賞したものとは別物でとても面白かった。

実際に沈没したタイタニック号を撮影してその映像を使ったり、復元模型を作り専用の巨大なプールとスタジオを作るジェームズ・キャメロンタイタニック号愛が溢れていて。主人公のローズ役ケイト・ウィンスレットさんの演技力、さすが興行収入262億円の映画だなとつくづく実感した。

主人公ローズとジャックの身分違いの恋愛にしか目がいってなかったけど、他の乗客達の階級による格差がはっきりとわかる描写がいくつもあった。

例えば乗船時に一等客室のローズ達は沢山の私物を持参して不自由なく乗船していたが、ジャック達の三等客室は船の下の方で乗船前にはシラミの検査が必要だったり。

現代でも同じだなと思いつつ、金持ちが割高な料金を払ってくれてるから安く船に乗れたりするんだな~と捻くれた考え方をしたのも事実。

演技力ではエンディングでローズが時計のある大階段前で亡くなった人達に拍手で迎えられてジャックと会うシーンで、ローズがジャックに腕をまわすとき一瞬ためらって一回手を引くところが罪悪感を感じているローズの心情をさりげなく表現してるところがすごいなと感じた。

実はいろいろわかったというのは岡田斗司夫チャンネルで解説動画を観たからだ

自分では気づけなかった、理解できないことをわかりやすく楽しく説明して映画が2,3倍面白くなったといっても過言ではないかなと。ただ自分で考えて見つけた気付きがなかったので、自分の力でもっと映画が観れるようになれば面白くなるなと思った。